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国内自動車8社 世界生産3.3%増 5年連続最高、北米好調

国内乗用車8社の2016年の世界生産台数は、15年に比べ3.3%増の2722万294台と5年連続で過去最高を更新した。原油安を背景に北米で多目的スポーツ車(SUV)などが伸びた。各社は北米での現地生産も増やしたが、需要増に迅速に対応するため輸出も拡大し、北米輸出は11%増の年190万台と大幅に伸びた。

30日に8社がそれぞれ発表した。日産自動車ホンダなど4社が世界生産台数で過去最高を記録した。海外生産台数が5.1%増と全体をけん引した。

各社はSUVやピックアップトラックの需要が旺盛な北米で現地生産を増やしているほか、稼働率に余裕のある国内工場を有効活用して輸出も拡大している。

北米でSUV「ローグ」が好調な日産自動車の海外生産台数は7.2%増の460万6139台。現地生産だけでは旺盛な需要に追いつかず、福岡県の工場からの輸出も始めた。需要の増加に機動的に対応する狙い。

ホンダもピックアップトラックの「リッジライン」などがけん引した。同社は北米でこれらのピックアップトラックに加え、SUVの生産を増やす一方、現地生産していた戦略車の「シビック」の一部を日本からの輸出に切り替える。

国内メーカーの業績を支える北米市場。各社合計の北米への輸出の伸び率は、海外生産の伸び率を大幅に上回る。米国第一主義を掲げるトランプ大統領にとって、目障りな動きと捉えられかねない。

一方、国内販売は低調だ。トヨタ自動車を除く7社が前年実績を下回り、2.1%減の447万5037台となった。生産台数は輸出増が下支えして、0.3%減と微減にとどまった。

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