2019年7月19日(金)

武田のがん治療薬、欧州の評価委が承認推奨せず

2016/5/30 20:15
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武田薬品工業は30日、欧州の新薬認可に影響力がある欧州医薬品評価委員会から、血液がん薬「ニンラロ」(一般名イキサゾミブ)の販売承認を推奨しないとの通知を受けたと発表した。ニンラロは米国では販売承認を得ており、欧米で判断が分かれた形。武田は同委員会に「再審査を要請する予定」としている。

ニンラロは再発を繰り返す多発性骨髄腫の治療薬。既存の薬が注射薬なのに対し、通院せずに服用できるカプセル薬である点が特長。米国食品医薬品局(FDA)が昨秋、通常より短い審査期間で販売承認を出し注目された。

一方、欧州は社会保障費抑制のため、新薬に対する審査が厳しい傾向がある。既存薬と比べ、患者に大きな恩恵をもたらさないと判断されると、販売承認を得られなかったり、薬価が安く抑えられたりする。

武田は「患者さんの負担が少なくて済むという当社の主張が十分に評価してもらえなかったのかもしれない」と話す。

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