/

UACJ、米でアルミ材の生産増強 350億円投資

アルミニウム圧延国内最大手のUACJは29日、米国ケンタッキー州の工場でアルミ材の生産能力を高めると発表した。2~4年間で約350億円を投じアルミを溶かして固める鋳造炉の新設などを実施する。生産能力は工場全体で3割程度高まるとみられる。自動車を軽くするため車体にアルミを使う動きが北米で進んでいることに対応する。

UACJはこの工場に米子会社を通じて、アルミ世界大手の米ノベリスと共同で出資している。アルミ缶用の板や自動車のパネル用の板に加工する前段階の「母材」と呼ぶアルミ板の生産能力を高める。鋳造炉のほか、加熱炉や検査装置を新設し、圧延ラインも改造する。増強する設備は2016年から順次稼働させる。

UACJは北米に缶材の生産拠点を持つほか、自動車用のパネル材工場を16年に稼働させる。増強した母材はこれらの工場に供給する。同社は20年に北米の自動車用アルミパネル材の市場が現在の3倍の150万トンを超えるとみている。将来の需要増をみすえ、いち早く母材供給能力を高める。

北米のアルミパネル材をめぐっては世界大手の米アルコアやノベリスなどが一斉に生産能力を増強するなど競争が激しくなっている。

すべての記事が読み放題
まずは無料体験(初回1カ月)

関連企業・業界

企業:

セレクション

トレンドウオッチ

新着

ビジネス

暮らし

ゆとり

新着

ビジネス

暮らし

ゆとり

新着

ビジネス

暮らし

ゆとり

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
新規会員登録ログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン