GPIFが保有株公表 トヨタ、アップルなど並ぶ

2016/7/29 16:54
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公的年金を運用する年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)は29日、2015年3月末時点で保有していた資産の内容を発表した。国内株式では、トヨタ自動車やキヤノンなど日本を代表する銘柄が並び、外国企業では米アップルや米エクソンモービルなどの銘柄を保有していた。直近の保有銘柄は公表されていないが、世界を代表する企業を中心とした株式運用の実態が明らかになった。

GPIFは国内外の債券のほか、日本企業や海外企業の株式に投資している。2015年3月末時点で保有していた国内株式で最大の銘柄はトヨタ。当時の時価総額は1兆5499億円だった。

国内株式の上位10位(時価総額ベース)には、ホンダ(5079億円)、キヤノン(3431億円)も入っていた。また、三菱UFJフィナンシャル・グループ(同8229億円)など三大メガバンク、ソフトバンクグループ(同4805億円)、NTT(同4210億円)、KDDI(同3911億円)の通信大手3社などがランクインしている。

一方、外国株式ではアップル(同6025億円)や米マイクロソフト(同2777億円)などIT(情報技術)大手のほか、米ジョンソン・エンド・ジョンソン(同2350億円)やスイスのネスレ(同2319億円)など業績が底堅い企業が並んでいる。

今週から来週にかけて2016年4~6月期の決算発表がピークを迎えているが、キヤノンなど有力企業で業績予想を下方修正する動きが相次いでいる。世界経済の不確実性の高まりを背景に企業業績は先行きが見通しにくくなっており、「世界有数の投資家」であるGPIFの運用手腕が問われそうだ。

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