起業3度、IPOは2度目 テックポイント社長の軌跡
初値65%増 米国拠点にITの潮流探る「連続起業家」
[有料会員限定]
米半導体ベンチャーのテックポイント・インクが29日、東京証券取引所マザーズ市場に株式を上場した。上場初値は1072円と公開価格の650円を65%上回った。テックポイントの小里文宏社長(58)はリコー出身で、米国で3度の起業経験を持つという異色の経歴だ。日本では数少ないシリアルアントレプレナー(連続起業家)である小里氏が2度目の新規株式公開(IPO)の場所に選んだのは日本。成長分野である車載カメラ市場に本...
この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。
残り1779文字