2019年9月22日(日)

シャープの戴社長「18年に東証1部復帰目指す」

2016/10/29 19:29
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【台北=鄭婷方】シャープの戴正呉社長は29日、台北市で「2018年に東証1部への復帰を目指す」と語った。同社は連結債務超過などを理由に8月、東証1部から2部に指定替えになっていた。再建に集中するため、出身母体である親会社の鴻海(ホンハイ)精密工業の取締役を辞任する意向も表明した。

29日、母校の大同大学の記念式典に出席した際に取材に応じた。「東証1部に戻るため安定した利益と成長が必要だ」とし、1部復帰への条件となる「収益基盤の安定性」の確保に注力する方針を示した。「200億円のコスト削減が必要と考えているが、既に100億円は達成した」とも述べた。

鴻海による買収完了にあわせシャープ社長に就いた戴氏は、現在も鴻海グループの副総裁と中核企業である鴻海精密工業の取締役を兼務している。戴氏は「シャープの東証1部復帰にまい進する」として鴻海精密工業の取締役を辞任する意向を表明した。ただグループ副総裁のポスト辞任については重要性が高いため「検討中」という。

戴氏は米アップルのスマートフォン(スマホ)「iPhone」が17年の新モデルから有機ELパネルを採用するとの見方を示した。従来の液晶パネルより発色が鮮やかなのが特徴。鴻海は「iPhone」の組み立てを担うなど開発や生産に深く関わる。シャープは19年をメドにスマホ向け有機ELを中国で量産する案を検討している。

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