テスラとソーラーシティ、太陽光パネル共同開発

2016/10/29 18:21
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【ロサンゼルス=兼松雄一郎】米テスラモーターズは28日、買収手続き中の米太陽光発電設置大手ソーラーシティと共同で、屋根タイルと一体化した太陽光パネルを開発したと発表した。来夏に米国で出荷を始める。テスラの蓄電池の新モデルと合わせて提案する。相乗効果をソーラーシティの株主にアピールし、買収手続きを前進させる狙いがある。

表面を強化ガラスで保護した上で、水圧の力を使う「水圧転写」などを使い加工。発電効率をほとんど落とさずに、見た目は太陽光パネルだとわからないデザインに仕上げた。価格はパネルを設置しない場合に必要な電気料金と屋根タイルを合わせた水準にする。ソーラーシティの米ニューヨーク州の工場で生産。数年内に米国の屋根市場でシェア5%を目指す。

太陽光パネルと一体的に使う家庭用蓄電池の新モデルも発表した。インバーターを一体化し設置しやすくしたのが特徴で、14キロワット時の容量で価格は5500ドル(日本は税込み61万7千円)と競合他社品の半額以下に抑えた。来年から設置を始める。日本でも蓄電池を来年発売する。

ソーラーシティは11月17日に買収を承認するかどうかを決める株主総会を開く予定。テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)は「買収が遅れれば製品開発に遅れが出る」と株主にアピールした。

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