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田辺三菱、後発薬事業から撤退 ニプロに譲渡

田辺三菱製薬は28日、後発薬事業と特許切れ医薬品の一部をニプロに譲渡すると発表した。譲渡日は10月1日で、譲渡額は非公表。田辺三菱製薬は2008年から後発薬事業に参入していた。同事業の収益は競争激化や薬価の引き下げ圧力などで厳しさを増している。後発薬事業から事実上撤退し、新薬開発に資源を集中させる。

ニプロに譲渡するのは田辺三菱製薬の100%子会社で、後発薬事業などを手掛ける田辺製薬販売。16年3月期の売上高は138億円で、後発薬のほか特許切れ医薬品も一部販売している。田辺三菱製薬が持つ特許切れ医薬品も同社に移管した後、製造販売権や在庫、商標権などすべての権利をニプロに譲渡する。

ニプロは田辺三菱製薬から後発薬51種類と特許切れ医薬品26種類、先発薬と同じ成分と製造方法で作られるブランド後発薬1種類を取得することになる。今後も田辺三菱のブランドを使えるため、後発薬事業の営業を強化していく考えだ。

特許切れ医薬品を巡っては武田薬品工業が本体から事業を分離し、後発薬世界大手のイスラエルのテバとの合弁会社に移管。塩野義製薬もインド後発薬大手のルピン子会社の共和薬品工業(大阪市)に、睡眠導入剤など21製品を154億円で売却するなど事業再編が進んでいる。

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