ローソン、三菱のグループ力活用 竹増社長・玉塚会長に

2016/3/28 21:14
保存
共有
印刷
その他

ローソンは28日、竹増貞信副社長(46)が6月1日付で社長兼最高執行責任者(COO)に就任すると発表した。玉塚元一社長(53)は会長兼最高経営責任者(CEO)に就く。筆頭株主の三菱商事出身の竹増氏を社長に充て、同社のグループ力を最大限活用し成長を目指すのが狙いという。

竹増氏は三菱商事に入社後畜産畑を歩み、当時の上司は4月に同社社長に就任予定の垣内威彦常務執行役員だった。2014年5月にローソンに移る直前は、小林健三菱商事社長の秘書も務めるなど同社首脳との関係が深い。

玉塚氏は記者会見で竹増氏について「彼の人脈で三菱商事をローソンの事業に徹底的に巻き込んでほしい」と語った。

今後は玉塚氏が主力の国内コンビニエンスストア事業、竹増氏は主に海外や新規事業、M&A(合併・買収)を担当する。一般にCOOが本業を担い、CEOが海外やM&Aなどを含めたグループ運営全体を統括することが多いが、今回の人事は逆になる。

玉塚氏は国内のコンビニ事業は2人でみていくとしたうえで「僕がCEOとしてグループで一番の中核の国内コンビニに圧倒的な責任を持つ」と説明した。竹増氏は14年に買収した高級スーパーの成城石井やシネコン運営会社のほか参入を検討する銀行業なども担当。「(競合他社に比べ出遅れている)海外展開を強化するため三菱商事との連携をより進めていく」うえでの分担という。

保存
共有
印刷
その他

関連企業・業界 日経会社情報DIGITAL

電子版トップ



[PR]