横浜ゴム会長「農機用参入で販売安定狙う」 オランダ社買収

2016/3/28 20:45
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オランダの農機向けタイヤ大手アライアンス・タイヤ・グループ(ATG)の買収を決めた横浜ゴムの南雲忠信会長兼最高経営責任者(CEO)が28日記者会見した。南雲会長は「農機向けタイヤの販売は景気変動に左右されにくい」と強調。同事業への参入で、売上高を早期に約5割増の1兆円に引き上げる考えを示した。

横浜ゴムのタイヤ事業は売上高の97%を乗用車やトラック・バスなど一般道路を走る車両向けのタイヤが占める。リーマン・ショックによる新車需要の落ち込みの影響が大きく、横浜ゴムは2006年に掲げた「17年度に売上高1兆円、営業利益1000億円」という中期目標を取り下げていた。

南雲会長は「部材の共同購買のほか物流網の相互活用などで、3年後をめどに年間1500万ドルの営業利益の押し上げ効果を出したい」との考えも示した。

買収は25日に発表した。同社として過去最高の11億7900万ドル(約1330億円)を投じる。7月1日までに全株の取得をめざす。

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