米電力など、三菱重に9300億円を請求 原発事故で - 日本経済新聞
/

米電力など、三菱重に9300億円を請求 原発事故で

三菱重工業は28日、米カリフォルニア州のサンオノフレ原子力発電所の事故に絡み、米電力会社南カリフォルニア・エジソン(SCE)など4社からの請求額が75億7000万ドル(約9300億円)になる見通しだと発表した。SCEらが国際商業会議所(ICC、本部パリ)に証拠書類を提出し、明らかになった。これまでは40億ドル以上の損害賠償を求めていた。

事故は三菱重工が納入した原発の蒸気発生器から2012年1月、放射性物質を含む水が漏洩。SCEは13年6月、同原発の2、3号機の廃炉を決めた。

三菱重工側は契約上の責任上限は1億3700万ドルだと主張。SCE側の請求額を「不適切な内容で根拠がない」としている。16年半ばから17年前半にも仲裁結果が判明する見通し。契約では双方が仲裁を受け入れる。

春割ですべての記事が読み放題
有料会員が2カ月無料

関連企業・業界

セレクション

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
新規会員登録ログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
新規会員登録 (無料)ログイン
図表を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した図表はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン

権限不足のため、フォローできません