昭和シェル株、一時11%安 出光との合併に創業家が反対
28日の東京株式市場で昭和シェル石油が後場に急落した。株主総会で出光興産との合併に出光創業家が反対したと伝わった午後2時半すぎから下げ始め、一時は前日終値比117円(11.0%)安の944円を付けた。4月8日以来、約2カ月半ぶりの安値。終値は同107円(10.1%)安の954円だった。
一方で出光興産は乱高下。反対発表後に一時、前日終値比50円(2.2%)高の2329円まで上げた後、同57円(2.5%)安の2222円に下げた。終値は同23円(1.0%)高の2302円だった。