/

米年末商戦、「セール疲れ」で3.5%減 最初の週末

米国の年末商戦の出足がいまひとつだ。全米小売業協会(NRF)が27日公表したデータによると、24日の感謝祭から週末にかけての4日間に消費者が買い物に費やした平均支出額は前年の同じ時期と比べて3.5%減った。米国では年末セールの前倒しが進み、早いところでは10月から実施する店舗もあるという。そんな"セール疲れ"が今回の結果に表れているようだ。

米国では年末セールの前倒しが進み、早いところでは10月から実施する店舗もあるという(24日、ニューヨークのメーシーズ)

米国では11月の第4木曜日に収穫を祝う感謝祭と、その翌日のブラックフライデー(黒字の金曜日)から伝統的な年末商戦がスタートする。NRFの調べでは、週末を含めた4日間の今年の平均支出額は289ドル19セント(約3万2000円)だった。

もっとも購買意欲が萎えている訳ではなさそうだ。この4日間に買い物をした消費者は、前年より約300万人多い1億5400万人。売れ筋は首位が衣料品・アクセサリー。次いで、おもちゃ、家電、本・CD・DVD・ビデオゲームが続く。

今やネット通販サイトがセールの主戦場だ。この4日間にネット経由で買い物をした消費者は4.2%増だったのに対し、デパートやディスカウントストアなど実店舗での買い物客は3.7%減だった。

ネット通販サイトでは、感謝祭の翌週の月曜日に値引きを競い合う「サイバーマンデー」も控えている。NRFは28日の「サイバーマンデー」に昨年より100万人多い1億2200万人がオンラインショッピングをする予定と見ている。

もともと年末商戦の幕開け時のブラックフライデーは、「どんな小売店も黒字になる」という意味合いがある。ただ、セール時期の前倒しやネット通販の台頭で、伝統的な年末商戦のやり方の限界も見えてきている。

春割ですべての記事が読み放題
今なら2カ月無料!

関連キーワード

セレクション

トレンドウオッチ

新着

ビジネス

暮らし

ゆとり

新着

ビジネス

暮らし

ゆとり

新着

ビジネス

暮らし

ゆとり

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
春割で申し込むログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
春割で申し込むログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
春割で申し込むログイン