黒田電気の従業員声明、「作成は一部関係者」 社外調査委

2015/11/27 20:28
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黒田電気は27日、旧村上ファンド系投資会社の株主提案に対して従業員組織が反対の声明文を出した問題を巡り、社外調査委員会の調査結果を公表した。声明文について「黒田電気の一部関係者により作成され、従業員一同が作成したものといえない」と認定した。声明文作成を主導した黒田電気の幹部には私文書偽造や偽計業務妨害に関連する罪が成立しうると指摘した。

黒田電気側は「報告および指摘を踏まえ、早期かつ真摯に検討し対応していく」とのコメントを発表した。

村上世彰氏の長女が代表を務めるC&Iホールディングス(東京・港)は村上氏らを社外取締役に起用するよう要求した。これに対し、黒田電気の従業員組織と従業員一同を名義人にした「強く反対する意思を表明」との声明文が公表された。投資会社側は黒田電気の幹部が捏造(ねつぞう)したと主張していた。

今回の報告書では、声明文の作成に関与したのは黒田電気の幹部など一部の関係者に限られていたと指摘した。従業員の意思を確認する手続きはとられず、声明文の内容やその公表が事前に従業員に知らされていなかったとした。

村上氏を巡っては株価操作の疑いが強まり、証券取引等監視委員会が25日に都内の元代表の長女宅を捜索するなど強制調査に乗り出している。

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