/

西友、価格据え置き商品を2倍の400品目に拡大

世界最大の小売業、米ウォルマート・ストアーズ傘下の西友の最高経営責任者(CEO)に就任した上垣内猛氏が27日、都内で記者会見を開いた。6カ月間、販売価格を据え置く商品数を従来の倍の約400品目にすると表明。ウォルマート流の低価格戦略が効果を発揮しているとして「今後もEDLP(毎日安売り)を軸とする方針に変更はない」と強調した。

5月29日に、雪印メグミルクの牛乳(1リットル入り、税別198円)や、アイスの「ハーゲンダッツ ミニカップ バニラ」(110ミリリットル入り、同188円)など、新たに207品目を価格据え置きの対象とする。

昨年秋以降、大手食品メーカーによる値上げ方針の表明が相次いでおり、小売り側の価格据え置き戦略は集客効果が大きいとみている。3月から対象とした200品目はその後の売り上げが2割増と好調だ。

上垣内CEOは「増税などで消費者の生活防衛意識は高まっている。当社の戦略に追い風」と話した。西友の2014年の既存店売上高は前期比4.3%増で、今年1~3月も消費増税の影響がなかった一昨年と比べると5%以上伸びている。「既存店を強化し、7期連続の増収増益を目指す」(同)という。

上垣内氏は07年から英蘭系のユニリーバ・ジャパンで社長を務め、12年に西友に入社。今年5月12日に4年ぶりの日本人トップに就いた。

西友は02年にウォルマートの傘下入りした。EDLPや自動発注システムなど同社流の手法の導入に注力してきたが、経営再建に時間がかかり、ウォルマートのグローバル戦略における日本市場は存在感が低下している。上垣内CEOは「日本は依然大きな市場。本国も日本での成長をあきらめていない」と話した。

すべての記事が読み放題
有料会員が初回1カ月無料

関連企業・業界

セレクション

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
新規会員登録ログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
新規会員登録 (無料)ログイン
図表を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した図表はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン