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オリエンタルランド「満足度」向上急ぐ 2500億円投資発表

オリエンタルランドは27日、2020年度までに東京ディズニーリゾート(TDR、千葉県浦安市)に2500億円を投資すると発表した。約1000億円をかけ映画「美女と野獣」などの大型アトラクションを新設する。13年度に2ケタ増で過去最高を記録した入場者数は14年度が横ばいで15年度は4%減。新施設や園内の改修に力を入れて「満足度」の向上を急ぐ。

「パークの価値を上げてゲストの満足度を上げたい」。27日に記者会見した横田明宜常務執行役員は新計画の狙いをこう語った。

まず20年度までに東京ディズニーランド(TDL)に美女と野獣のエリアをつくる。トゥモローランドにある「グランドサーキット・レースウェイ」を17年1月に閉鎖。「スタージェット」も17年秋~冬に営業をやめて衣替えする。

新しいエリアには大型アトラクションを約320億円かけ導入。約1500人を収容するTDL初の本格的なシアターも開設する。

東京ディズニーシーは中心部の「メディテレーニアンハーバー」近くに世界の名所や大自然を映像で楽しむアトラクション「ソアリン(仮称)」を19年度に約180億円かけて開く。

オリエンタルランドの入場者数の拡大は壁にぶつかっていた。15年度の入場者数は3019万人と3年連続で3000万人を超えている。ただ前年度に人気イベントがあった反動もあり、前年を4%割り込むなど集客力は伸びなかった。

ここ数年は2700万~2800万人の入場を想定しており「混雑日が増えて満足度が落ちる傾向がある」という。パークに人を詰め込めば短期的には利益になるが、待ち時間が長くなり、長期的に客足が遠のく懸念につながる。リピーターが入園者の9割を占めるTDRにとって満足度は集客力を維持する要だ。

このため毎年500億円の投資のうち園内の設備改修に300億円を振り分ける。4月から大人1日で7400円と入園パスポートを値上げした。価格に見合う価値を測る消費者の目は厳しくなっている。

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