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オートリブ、自動運転向け開発でエヌビディアと提携

自動車安全システム世界首位のオートリブ(スウェーデン)と高級車メーカーのボルボ・カー(同)は27日、米半導体大手エヌビディアと自動運転車向けのシステム開発などで提携すると発表した。エアバッグ世界2位のタカタが民事再生法の適用を申請した裏側で、競合のオートリブは異業種連携を加速する。一方のエヌビディアはトヨタ自動車などに加え自社の提携先を広げる。

オートリブとボルボは自動運転技術を開発する合弁会社ゼニュイティーを設立し、4月から事業を始めた。2社はエヌビディアの人工知能(AI)をベースに自動運転向けのソフトウエアを開発。エヌビディアの画像処理半導体(GPU)を搭載し、車が搭載したカメラがとらえた画像から運転を判断するシステムを開発する。

オートリブはエアバッグ、シートベルトなどの安全システムで世界シェア約4割を握り、2位のタカタなどを突き放す。近年は先進運転支援システム(ADAS)や自動運転への用途拡大をにらみ、センサーやレーダーへの投資も拡大してきた。2020年には電子部品の売上高構成比を25%まで高める計画だ。

ヤン・カールソン社長は声明で「エヌビディアと組み、自動運転向けのAIコンピューティングプラットフォームに完全にアクセスできる」と述べた。

また、ボルボは2021年に人が運転しない「レベル4」の自動運転車を投入する方針で、他の自動車大手とほぼ同じ時期をターゲットにしている。エヌビディアとの提携で、開発スピードを上げながらコスト低減も図る。

一方、エヌビディアは、トヨタや独アウディ、米テスラなどの完成車メーカーと自動運転車の開発で提携してきた。ボルボ・オートリブ連合も巻き込み自社の陣営づくりを進め、米インテルなどに対抗する。

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