立命大発VBの三次元メディア、革新機構など11億円出資

2016/5/26 19:20
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 立命館大学発ベンチャーの三次元メディア(滋賀県草津市)は26日、産業革新機構など3社から総額11億円の出資を受けると発表した。三次元メディアは産業用ロボットが部品の位置や姿勢を認識するセンサー技術を持ち、箱からばら積み部品を取り出す作業を世界で初めて自動化した。調達資金で開発・販売を強化、工場の自動化需要が高まる企業に売り込む。

 出資するのはほかに、投資会社のスパークス・グループが運営し、トヨタ自動車などが出資者となっている「未来創生ファンド」と、三菱UFJキャピタル。

 現在、工場で使われているロボットはあらかじめ決められた動作を繰り返すシステムが主流だ。三次元メディアは3次元センサーでロボットが人間のように部品などの対象物を認識したり、判断したりする「目」や「脳」の機能を果たすシステムを開発しており、国内で累計130台以上を販売している。

 調達資金で2016年夏までに東京に研究開発拠点を開設するほか、アジアや北米でも販売を始める。特に部品のばら積み作業の自動化が遅れていた自動車産業の需要を開拓する。「将来は工場内の単純作業をすべて自動化できる」(徐剛社長)といい、22年3月期に世界で1600台の販売を目指す。

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