2018年7月16日(月)

トヨタ「ICS搭載車、駐車場の踏み間違い7割減」

2016/12/26 20:00
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 トヨタ自動車は26日、低速での事故を減らす安全支援技術「インテリジェントクリアランスソナー」(ICS)の効果を発表した。「プリウス」など3車種の事故データを調べたところ、ICS搭載車は駐車場での踏み間違い事故の発生率が、搭載していない車より7割低かった。高齢のドライバーが増えるなか、安全支援システムの開発と普及に力を入れる。

 2015年1月から16年6月にかけて、プリウスのほか、ミニバンの「アルファード」と「ヴェルファイア」の計6万3千台の事故データを調べた。このうち4割強がICSを搭載していた。1台につき超音波センサーが8~12個あり、時速15キロメートル以下の時に衝突の回避を支援する。

 障害物に衝突する可能性を認知するとブザーが鳴り、ブレーキをかけ減速する仕組み。ICS搭載車のアクセルとブレーキのペダルの踏み間違い事故の発生率は0.02%程度で、搭載がない車より約7割低かった。後退時の事故発生率も同様に約4割低い結果が出た。

 17年3月に施行される改正道路交通法では75歳以上のドライバーの免許制度を見直し、認知機能の検査を強化する内容が盛り込まれている。自動ブレーキやペダルの踏み間違いの防止機能の社会的なニーズが高まっており、自動車メーカーは安全支援技術の種類や搭載車種を増やしている。

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