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森田恭通氏デザイン、動く照明体験して ミネベアミツミ

都内に国内初のショールーム

ミネベアミツミは27日、発光ダイオード(LED)を用いたスマート照明器具ブランド「SALIOT(サリオ)」の日本国内で初めてのショールームを東京都内に開設する。著名デザイナーの森田恭通氏がデザインを担当。サリオは明るさや角度を自由に調整できるのが特徴で、小売りや外食店を想定した空間で性能を体感できる。ショールームを足がかりに拡販する。

スマート照明サリオを多数設置。自在に動かしたり、明るさを変えたりできる(東京・港)

同社が26日、港区三田のショールームで記者発表会を開いた。サリオはタブレット端末やスマートフォン(スマホ)を使い、照度や色合い、向きを変えられるスマート照明。ショールームの広さは天井高5メートル、総面積145平方メートルで230台のサリオを設置した。

金色の壁に仕切られる形で小売りやギャラリー、スタジオ、レストランを想定した4つのエリアが配置され、来場者はそれぞれのシチュエーションに合わせたライティングを体験できる。また、新製品発表などのイベント会場としての活用も想定する。

森田氏はサリオについて「(従来の照明では)天井の高いところでは、脚立やリフトを用意し、何十万もかけ器具を交換しないといけなかった。これはスマホだけで全て操作できてしまう。夢のような商品」と評価した。

サリオは伊勢丹新宿本店(東京・新宿)に採用されるなど利用が広がっている。ミネベアミツミはサリオの全世界の売上高を2019年3月期に50億円規模に育てる計画。だが、貝沼由久社長はこれは通過点とみており、「世界にあるホテルや背の高い商業施設の数を考えればそんなものではない」と強調。製品開発や販路の確立、知名度の向上が進めば、大きく売り上げを伸ばせるとみる。

将来はセンサーを組み合わせたセキュリティー分野での活用など、さらなる用途拡大が可能とみており、事業の広がりに期待を込めている。

(井沢真志)

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