2019年5月24日(金)

クボタ、20年にも農機の完全自動運転めざす GPSなど活用

2017/1/25 19:47
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クボタは25日、高精度で無人走行できる次世代トラクターなど3機種を公開した。全地球測位システム(GPS)や自社のクラウドサービスと連携させたシステムを活用する。国内農業は就業人口の減少と高齢化が進んでおり、効率化につながる無人運転農機のニーズは高まっている。同日の記者会見で飯田聡取締役専務執行役員は「2020年をめどに完全自動運転を目指す」と話した。

京都府久御山町で無人走行が可能なトラクター、田植え機、コンバインを報道陣に公開した。圃場の広さや形状などのデータを活用し、有人監視下で農機が無人で走行できるようにした。まずは6月にトラクターで試験販売を始め、18年に本格販売にこぎつけたい考え。

クボタは16年9月に、GPSを搭載し直進時に自動運転できる田植え機を世界で初めて発売した。今後、国などとも協議しながら、無人状態での完全自動運転に向けて安全性を高める取り組みを加速させる。

国内では農家の減少が進んでおり、16年2月時点の農業就業人口は192万人と前年より8%減少した。高齢化も深刻で国内農業を支える担い手不足が顕著となっており、最先端の技術を盛り込んだ農機の開発を急いでいる。

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