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コロワイド、北米に本格進出 「牛角」事業を創業者から買収

外食大手のコロワイドは北米市場に本格進出する。傘下のレインズインターナショナル創業者の西山知義氏から北米で焼肉店「牛角」を展開する米社の全株式を買い取ると25日に発表した。取得費用は8700万ドル(約100億円)。コロワイドは居酒屋以外のレストラン事業の比率を高める戦略を進めており、買収を機に北米でも店舗拡大を急ぐ。

コロワイドは「レインズインターナショナル(USA)」(ハワイ州)の全株式を12月16日付で西山氏から取得する。同社は2001年に米カリフォルニア州に1号店を開業し、現在は直営店とフランチャイズチェーン(FC)店を合わせて米国に35店、カナダに4店を展開する。15年10月期の連結売上高は5515万ドルだった。

コロワイド側が米国に新たに設立する特別目的会社が株式を取得し、北米やカナダでの外食事業をグループに収める。コロワイドは北米での出店余地が大きいとみて今後5年間で「牛角」の店舗数を150店に増やす計画。グループで手掛けるほかの飲食店についても北米展開を検討する。

居酒屋「北海道」などを手掛けるコロワイドは居酒屋市場の伸び悩みを受け、回転ずしや焼き肉といった居酒屋以外のレストラン事業に軸足を移す成長戦略を掲げる。同事業の売上高比率は16年3月期までの3年で約4割から約7割に増えた。

12月1日付でハンバーガー大手「フレッシュネスバーガー」を手掛けるフレッシュネスの買収も決めた。今後も積極的なM&A(合併・買収)で事業を拡大していく方針だ。

米社の株式を保有するレインズインターナショナル創業者の西山氏は1996年に牛角の前身となる焼肉店を東京都世田谷区で開業。一時はコンビニエンスストアのエーエム・ピーエム・ジャパンや食品スーパーの成城石井を傘下に収めた。12年にコロワイドがレインズを買収したのを機に同社の経営から退き、現在は別の外食企業を経営している。

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