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住友建機、新型油圧ショベル 燃費15%改善

建設機械大手の住友建機は25日、ハイブリッドエンジンを搭載した新型の油圧ショベルや道路工事向けの重機など計7種を開発したと発表した。従来型に比べて燃費を最大15%改善したほか、周囲の状況を操縦席のモニターから監視する安全機構を標準装備した。最新技術を搭載し、国内の建機需要が伸び悩むなか、新機能でシェア拡大を目指す。

25日に千葉市で開いた記者会見で、新型の油圧ショベル「SH200-7」など5種類、ハイブリッド型の「SH200HB-7」を披露した。最新の環境規制「オフロード法2014年基準」の排ガス規制に対応し、SH200-7は従来機に比べて15%、ハイブリッド型は同14%の燃費改善を見込む。

業界内で同社製品は燃費性能の高さに定評がある。下村真司社長は「燃費性能に加え、作業性能の高さが強みだ」と強調。ハイブリッド型では旋回機構に電動モーターを使用し、エンジンの出力を掘削に集中させるなどして運動性能を向上させたという。「通常の油圧ショベルより大型のバケットが装着でき、一度により大量の土を掘ることができるなど通常の油圧ショベル以上の運動性能を確保した」(担当者)としている。

同社の新型機は周囲の映像を表示するモニター画面を標準搭載。外部のカメラで撮影する画像を合成し、操縦席に据え付けた画面で表示するほか、近くに作業員などが接近した場合に警告音を鳴らす。「作業時に疲れにくいような操作性も追求した」(下村社長)としており、現場の安全性向上にも配慮したという。

一方、道路の舗装工事でアスファルトの敷設に用いるアスファルトフィニッシャーの新型機「HA60W-10」も発表した。先端を2.3メートルから6メートルまで伸縮させることで、道路の幅に応じて舗装するアスファルトの幅を切り替えられるという。

建設現場ではICT(情報通信技術)を用いた施工の増加を踏まえ、新型の油圧ショベルでは掘削を自動制御する「マシンコントロール」機能も追加できる。ハイブリッド型は10月、その他の建機は9月に発売する計画で、油圧ショベルは5機種で年3000台、ハイブリッド型は年120台の販売台数を見込む。

(牛山知也)

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