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丸井グループ、LGBT学生に就活スーツ指南

丸井グループは25日、有楽町マルイ(東京・千代田)でLGBT(性的少数者)の学生向けに就職活動用のスーツを選ぶイベントを開いた。スーツや靴のサイズの幅を広げることで、学生が持つ悩みや要望に対応。NPO法人「ReBit(リビット)」(東京・新宿)と協力し、LGBTに関する基礎知識などを学んだ販売員が接客にあたった。

体と心の性別が一致しない大学生など8人が参加し、スーツを試着した。マルイの女性用スーツはウエストが55~88センチと幅広く、男性用のスーツも身長150センチから対応している。参加した学生(20)は「自分の要望を聞いてもらいながら着たいと思えるスーツを提案してもらえた」と話す。これまでは見た目の性別でスーツを薦められて違和感を覚えることもあったという。

電通の調査では日本国内で全人口に占めるLGBTの割合は約7.6%。2016年3月に卒業した約40万人の就活生のうち、3万人以上がLGBTとされる。有楽町マルイの須藤修二さん(40)は「小売りはLGBTへの理解に加え、積極的な提案が必要」と指摘する。

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