2019年1月19日(土)

セーラー万年筆、前社長と和解 仮処分申請取り下げ

2015/12/24 19:55
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筆記具大手のセーラー万年筆は24日、前社長の中島義雄氏(73)が東京地裁に申し立てていた社長解職の決議無効の仮処分が、同日付で取り下げられたと発表した。解職は取締役会の決定であり有効との会社側の主張を中島氏が受け入れ、両者は和解した。中島氏は「争いを続けても互いに何のメリットもない。会社の発展を考えると協力することがベストと考えた」と話した。中島氏は代表権のない取締役として経営に携わる。

中島氏は旧大蔵省(現財務省)で主計局次長を務め、2009年にセーラー社長に就いた。だが、「社業に専念せず業績も上向かなかった」ことを中島氏をのぞく経営陣が問題視。12日の取締役会で解職を決めた。これに対し中島氏は取締役会の開催の延期を申し出ており、解職決議は無効と主張していた。

和解した理由について会社側は、両者が経営再建に向けて互いに協力するのが必要と判断したとしている。中島氏は「数日前から会社側が接近してきた。解職の手続きについては納得していないが、歩み寄りが必要と思った」とも述べた。

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