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ロッテ株主総会、創業家長男の経営陣解任提案を否決

(更新)

経営権を巡る争いが続くロッテホールディングス(HD)は25日午前、東京都内で定時株主総会を開いた。経営陣への復帰を求めた創業家長男の重光宏之氏側の株主提案はすべて否決された。宏之氏の弟、重光昭夫副会長や佃孝之社長が引き続きロッテHDの経営を担う。

総会は午前9時に東京・新宿の同社本社で始まり、約1時間で終わった。総会後、宏之氏は記者団に対し「(韓国で報道された)ロッテグループを揺るがす疑惑に対して現経営陣は責任ある対応をしていない」と述べた。韓国ロッテを巡る裏金づくりなどの疑惑の追及を続けるほか、臨時株主総会の開催を再び求める考えも示した。

宏之氏側は韓国検察によるロッテグループの捜査についての対応などをロッテHDに質問状として出していた。これに対しロッテHDは「捜査が続いている現状での回答は差し控えるが、捜査に影響や支障がないと判断した時点で説明を公表する予定だ」と回答した。

宏之氏はロッテHDの筆頭株主で自身が社長を務める光潤社(東京・新宿)を通じて、昭夫副会長ら現経営陣を解任し自身を取締役に選ぶことなどを求めていた。総会ではロッテHD側の出した社外取締役1人を新任する議案は承認された。ボストン・コンサルティング・グループ(東京・千代田)前日本代表の御立尚資氏を新たに迎え、同社の社外取締役は2人になる。

ロッテHDの株式は光潤社が約3割を持つ。第2位株主として同じく約3割を所有する従業員持ち株会が続く。他の株主は関連会社や創業家一族で、宏之氏側が提案を可決させるには従業員持ち株会などの賛同が不可欠だった。

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