日本特殊陶、太平洋セメント子会社買収 半導体関連を強化

2015/2/24付
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日本特殊陶業は24日、太平洋セメントの全額出資子会社で、半導体製造装置向け部品を手がける日本セラテック(仙台市、森山司朗社長)を73億円で買収すると発表した。4月1日付で全株式を取得する。社名や本社などは維持する。低迷する半導体関連事業を強化し、自動車分野に偏った収益構造の多様化を急ぐ。

セラテックは2014年3月期の単独売上高が94億円、営業利益は9億円弱だった。半導体ウエハーを固定するステージ(台)や応用製品で半導体製造装置大手との取引も多い。日本特殊陶業も半導体製造装置向けの部品を手がけており、買収により業容を拡大する。

特殊陶業は自動車エンジン向け点火プラグの世界大手。燃費改善のための酸素センサーを含む自動車分野の営業利益(588億円)が14年3月期には全体の営業利益を上回るほど「自動車に偏った事業構造が強まっている」(柴垣信二副社長)。半導体関連は前期に87億円の営業赤字だった。

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