日本のネット広告費、初の1兆円超え 電通14年調査

2015/2/24付
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電通は24日、2014年に日本のインターネット広告費が初めて1兆円を超えたことを明らかにした。総広告費は前の年比2.9%増の6兆1522億円と、6年ぶりに6兆円を超えた。消費増税の反動減はあったものの、3年連続で前年実績を上回った。スマートフォン(スマホ)の普及を追い風に、ネット広告が存在感を増している。

14年のネット広告費は12.1%増の1兆519億円。伸び率は13年の8.1%増を上回った。

スマホの普及で生活者がネットに接する時間が増えたことに加え、「大量のデータを使って効果的な広告配信をする技術の広がりが金額を押し上げた」(電通総研の北原利行研究主幹)。各種の履歴データに基づき利用者の関心に沿った広告を配信する「運用型」や動画を使った広告など、内容が多様化。企業のイメージ広告など、これまで手薄だった広告が増えたことが一因となった。

テレビ、新聞、雑誌、ラジオのマスコミ4媒体の広告費は1.6%増の2兆9393億円。四半期別では消費増税があった14年4月以降に伸び率が鈍ったが、年間を通じ前年比でプラスだった。

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