2019年8月21日(水)

キリン「一番搾り」、海外も刷新 高級ブランドに

2017/7/24 13:31
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キリンビールは24日、主力商品「一番搾り」を海外で一斉にリニューアルすると発表した。今月末から切り替える日本国内の一番搾りと同様、麦のうま味を強調した製法とし、高級ブランドとして世界に売り出す。2020年にはキリンブランド全体の海外販売数量を15年比1.5倍の800万ケースにする目標も明らかした。

一番搾りの海外でのリニューアルを発表するキリンビールの山形光晴マーケティング部長(左)(24日、東京都内)

一番搾りの海外でのリニューアルを発表するキリンビールの山形光晴マーケティング部長(左)(24日、東京都内)

一番搾りは海外では「KIRIN ICHIBAN」として知られる。輸出と現地生産を通じて40カ国・地域で販売し、同社の海外販売の大半を占める。これまで品質や繊細な味を強調した営業戦略を展開してきた。

リニューアルは従来より低温でろ過する製法を採用し、雑味を抑えて麦のうま味を強めたという。国内向けは7月末を予定。これに続いて輸出品は8月から、海外生産品は12月から切り替える。

パッケージは光沢感を高めて金色のフタで高級感を演出し、「プレミアムビール」のイメージを強調した。また、海外マーケティングの統括担当者となるグローバルブランドマネジャーを新たに設け、ブランド価値を高める戦略だ。

キリンビールの山形光晴マーケティング部長は24日に都内で開いた説明会で、「東アジアでは経済成長とともに余暇の過ごし方が多彩になっており、プレミアムビールの市場は伸びる余地が大きい」と期待を示した。

キリンは現地子会社を通じ、海外ではグループ全体で8500万ケース(現地の委託先や日本からの輸出を除く)を販売している。今後は一番搾りを中核にキリン独自ブランドの販売数量も増やし、世界規模での収益拡大を図る。

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