2019年7月23日(火)

パナソニック、iPS自動培養装置を販売 京大と共同開発

2017/8/23 19:21
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パナソニックは23日、iPS細胞を全自動で培養できる実験装置の販売を始めると発表した。装置は京都大学と共同で開発した。細胞の培養液を取り換えたり、頃合いを見て新しい培養皿に細胞を移したりする作業を全て自動で行う。iPS細胞を使って効率的に新薬を開発する創薬研究向けで、製薬会社や大学などの研究機関向けの販売を予定している。

価格は約5000万円で2017年度内に5台、22年度には約15台の販売を目指す。

大きさは幅2.7メートル、高さ2.4メートル。実験用の大型ボックスの中に備え付けられたロボットアームが自動で容器から液体を移したり、細胞ののった培養皿を運んだりする。

培養中の細胞の形状を撮影し、細胞を別の培養皿へ移し替える最適なタイミングを自動で判別。移し替えを20回繰り返し、実際に60日間安定してiPS細胞を培養できた。

iPS細胞から様々な臓器の細胞を作ると、新薬の効き目や副作用を調べる実験が効率的に進む。ただ、そのためには常に元のiPS細胞を培養し続ける必要があり、研究機関ではこの作業に手間がかかっていた。

全自動の培養装置を使うと実験の再現性が高まる。より信頼性の高い実験ができる利点もある。

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