パナソニック、インドネシアとベトナムに空調販社設立

2016/2/23 20:27
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パナソニックは23日、2016年度にインドネシアとベトナムに大型空調専門の販売会社を設立する方針を明らかにした。補修やメンテナンスにいつでも対応できる体制を整え、空調設備を各地のビルや商業施設に売り込む。成長市場の東南アジアで拡大する需要を取り込み、大型空調の世界売上高を18年度に15年度比2倍の2000億円としたい考えだ。

同日、東京都内で開いた空調事業の戦略説明会で、同社エアコン事業統括の吉田守常務役員が明らかにした。同社は15年4月、マレーシアに大型空調専門の販社を設立。同国での販売は15年度に前年比7割増となる見通しで、このモデルを周辺諸国にも展開する。

まず16年度にルームエアコンの販売シェアが高いインドネシアとベトナムに大型空調の専門会社を作る。タイやフィリピン、ミャンマーにも専門知識を持つ社員を配置するなどして、顧客のニーズに対応できる体制づくりを進める。

パナソニックのエアコン事業は15年度の売上高が前年比5%増の4830億円となる見通し。従来は5100億円強を計画していたが、中国でのルームエアコンの販売減が響いた。ただベトナムは前年比32%、タイは同23%増と、東南アジアでの販売は好調という。

同社は空調設備の世界市場が年6%増で成長するとみており、アジアを重点地域の一つに位置づけている。ガスの効率活用や廃熱利用技術などの強みを生かし、シェア拡大を狙う。現地の代理店を買収して販売ルートを確保する可能性もある。

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