2017年11月24日(金)

国内企業のサーバー故障、機会損失5兆円 14年

2015/1/23付
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 米ストレージ(外部記憶装置)大手の日本法人、EMCジャパン(東京・渋谷)は23日、サーバーの故障などによる2014年の国内企業の機会損失額が推計約5兆円にのぼったという調査結果を公表した。顧客情報の消失などの要因で営業を再開できず、顧客の受注もとれない事例が多かったという。同社はデータのバックアップ体制がまだ不十分だとみている。

 調査に回答した125社で、サーバーの故障やデータ消失を経験した国内企業は48%。1社あたり平均19時間、営業活動が停止し、機会損失額は平均で2億1900万円となった。

 従業員250人以上の国内企業で損失額を概算すると、サーバーの故障で3兆4600億円、データの消失で1兆4900億円となったという。サーバーの故障などで失われたデータ量は平均4.6テラ(テラは1兆)バイトにのぼり、12年の7倍に増加した。

 サーバーの故障に備え、外部のデータセンター事業者のクラウドサービスなどで、データをバックアップしている企業は38%にとどまった。EMCジャパンは、データの保護のサービスやシステムの活用と、その責任者を明確に決めるなどの対策を呼びかけている。

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