学研HD、市進HDを持ち分法適用会社に

2017/3/22 23:12
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学研ホールディングスは22日、学習塾大手の市進ホールディングスを持ち分法適用会社にすると発表した。5月上旬をメドに市進創業者の資産管理会社などから5億4300万円で株式を買い取り、現在19.07%(議決権ベース)の出資比率を31.47%に引き上げる。市進のノウハウを活用し、教育事業を強化するのが狙い。

学研HDが昨年7月から始めた大学受験向けの映像授業「学研プライムゼミ」に、市進が持つ動画配信のプラットフォームを活用する。学習塾でも連携する。すでに共同で事業を進める埼玉県を中心に、タブレット端末を使った授業や英語教育の強化などに取り組む。

持ち分法適用会社の損益は出資比率に応じて決算に取り込むことができるが、学研HDは業績への影響は「現時点では未定」(小林徹執行役員)としている。

学習塾や予備校などの教育サービス業界は再編が激しい。2015年には通信教育「Z会」を手がける増進会出版社(静岡県長泉町)が学習塾「栄光ゼミナール」を運営する栄光ホールディングス(現ZEホールディングス)を買収した。少子化などを背景に事業環境は厳しさを増しており、再編機運がさらに高まる可能性がある。

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