2019年6月20日(木)

プリマハム、101億円調達 茨城でソーセージ新工場

2015/5/22付
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プリマハムは22日、公募増資などで最大101億円を調達すると発表した。主力の茨城工場(茨城県土浦市)内で予定するソーセージ工場の建設に充てる。食肉加工品やコンビニエンスストア向け総菜が好調で、今後3年間で470億円の設備投資を計画している。株価は約19年ぶりの高値水準にあり、株高を生かして成長資金を確保する。

同社の公募増資は資料が残る1980年代以降では初めて。発行する新株は最大2822万9千株で発行済み株式数の12.6%に当たる。

このうち公募が1488万5千株、筆頭株主の伊藤忠商事への第三者割当が約1111万2千株を占める。伊藤忠はプリマ株の39.4%を保有し、増資後も比率は変わらない。公募増資の払込日は6月8~10日のいずれかとする。

今回の資金を投じる新工場は16年6月に稼働する。ソーセージ工場の新設は約20年ぶりで、会社全体の生産能力を13%増やす。コンビニ向け総菜の増産なども合わせ、16年3月期の設備投資は前期比8割増やす計画だ。

今期の連結営業利益は37%増の99億円と2期ぶりに最高益を更新する見通し。ソーセージは主力ブランドの「香薫あらびきポークウインナー」を中心に販売を伸ばす。

増資には財務改善の狙いもある。自己資本比率は前期末で35%と競合の日本ハム(54%)や伊藤ハム(49%)より低い。増資で今期末に40%強に高まる見通しだ。

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