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イオン、ドラッグを中核事業に グループ4社の経営統合発表

イオンは22日、2015年9月までにグループのドラッグストア4社を経営統合すると発表した。ウエルシアホールディングス(HD)をTOB(株式公開買い付け)で11月に子会社にし、その傘下にCFSコーポレーションなど3社を入れる。消費者の健康志向を見据えた商品開発やサービス導入に取り組み、ドラッグストアをグループの中核事業に育てる。

同日、東京都内で記者会見したイオンの岡田元也社長は「事業をウエルシアに一本化し、国内ナンバーワンを確立する」と話した。20年度で8兆円規模と予測される国内市場で年10%のペースで店舗数を増やし、シェア拡大を目指す考え。店舗名も「ウエルシア」に統一するとみられる。

イオンは37.37%の株式を持つウエルシアHDに対し、TOBを実施。50.1%を上限に株式を追加取得し、11月27日付で子会社にする。取得額は約224億円の見込み。その後に株式交換方式でタキヤ(兵庫県尼崎市)とシミズ薬品(京都市)を15年3月、CFSを15年9月にウエルシアHDの完全子会社にする。

ウエルシア薬局(さいたま市)を含む4社を傘下に置くウエルシアHDの事業規模は15年9月時点で店舗数1400、年間売上高5600億円になる見通し。売上高はマツモトキヨシホールディングスを上回り、業界首位に浮上する。

経営統合により、食品や日用品、化粧品、大衆薬の仕入れを一本化し、価格競争力を強化。展開地域を広げることで14年度に合計260人だった薬剤師の採用数も倍増させる計画だ。ウエルシアHDの池野隆光会長は「10年先も今のやり方では生き残れない」とし、在宅介護サービスや都市型小型店の開発でも連携する考えを示した。

規模の拡大に向けて、今後もM&A(合併・買収)を進める方針だ。ただ、イオンが約13%出資する業界3位のツルハホールディングスについて、イオンの岡田社長は「全くこういう話をしていない」と述べ、ツルハが今回の統合に合流する可能性は否定した。

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