ロッテ創業家長男・宏之氏、取締役復帰を提案へ
「昨年と状況違う」

2017/4/21 17:00
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 ロッテホールディングス(HD)の前副会長で創業家の長男、重光宏之氏は21日、6月下旬に予定されるロッテHDの株主総会で、自身の取締役への復帰などを含む株主提案をすると明らかにした。社長を務める光潤社(東京・新宿)が都内で開いた説明会で「ロッテグループの行く末を憂慮しており、引き続き経営の正常化へ取り組んでいく」と話した。

 宏之氏は昨年も株主総会で経営陣への復帰を求めたが、否決された。光潤社によると、同社は議決権ベースでロッテHDの株式の31.5%を持つ筆頭株主。だが、提案が可決されるには31.1%を保有するとされる、従業員持ち株会などの賛同を得る必要がある。復帰を狙うが、提案を可決させるのは難しい状況だ。

 宏之氏は「厳しいことは承知している」としながら、次男で現ロッテHD副会長の重光昭夫氏が韓国検察から、横領・背任の罪など複数の容疑で在宅起訴されていることを指摘。「昨年とは大きく状況が違うと考えている」と強調した。

 ただ、宏之氏自身も横領罪で16年10月、昭夫氏、創業者の重光武雄氏とともに韓国検察から在宅起訴されている。この点について宏之氏側は「起訴内容の重みが違う」と説明するが、総会までにどれほどの理解が得られるかは不透明だ。

 ロッテHDを取り巻く騒動は宏之氏が解任された2015年1月に始まった。以降、復帰を望む宏之氏と現経営陣の対立が続いている。ロッテHDは宏之氏の株主提案について「株主提案は受領しており、法令に従って進めていく」としている。

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