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ワタミ社長に清水常務 傘下の外食など3社合併

2015/1/22付
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清水邦晃氏

清水邦晃氏

ワタミは3月1日付で清水邦晃常務(44)が社長に昇格する人事を固めた。桑原豊社長(56)は業績不振の責任を取り、代表権のない取締役に退く。主力の居酒屋の不振が響き、2015年3月期は2期連続の最終赤字となる見通し。経営の効率化に向け傘下の国内外食事業や食事宅配事業などの3社を合併し、組織も大幅に見直す。

清水氏は同社の居酒屋のアルバイトの出身で営業に明るい。担当した介護事業を軌道に乗せたほか、14年10月から国内外食の事業会社ワタミフードサービス(東京・大田)社長に就いていた。桑原社長は持ち株会社の取締役に残り、海外事業に専念する。

組織の再編は3月1日付でワタミフードサービスと、高齢者向け食事宅配のワタミタクショク(東京・大田)、生産・物流のワタミ手づくりマーチャンダイジング(同)を合併する。新会社は「ワタミフードシステムズ」(同)で、清水氏が社長を兼ねる。管理部門を効率化し、人員を営業部門に振り向ける。

大手居酒屋は消費者が特徴のある料理や店を選ぶ傾向が強まり、苦戦している。加えてワタミは労働環境の厳しさからイメージも低下。食事宅配や介護も競争激化で収益力は低下している。14年3月期に上場後初の最終赤字に陥り、15年3月期も最終赤字の見通し。同期中に居酒屋100店を閉鎖する方針で立て直しを急いでいる。若い清水氏を起用して業績回復や労働環境の改善を進める。

清水 邦晃氏(しみず・くにあき)91年(平3年)明大政経中退、ワタミ入社。09年取締役、12年常務。兵庫県出身。

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