中部電と国際石油開発帝石、関東のガス9社に電力卸売り

2016/1/21 20:25
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中部電力と国際石油開発帝石は21日、国際石油開発帝石のガス卸先である関東の都市ガス事業者9社に対し、中部電力が電力を卸売りすることで合意したと発表した。9社は電力小売りが全面自由化される4月以降、電力とガスをセットで販売できるようになる。

中部電と国際石油開発帝石は昨年7月に提携し、共同で事業提案を進めていた。中部電子会社の新電力、ダイヤモンドパワー(東京・中央)が9社に電力を卸売りする。

9社は、武州ガス(埼玉県川越市)、桐生ガス(群馬県桐生市)など。東京、埼玉、群馬、栃木の1都3県で、顧客数は家庭や事業所など計30万件に上る。いずれも東京電力管内だが、今後は電力とガスのセット販売で顧客開拓を狙う。

中部電の清水成信専務執行役員は同日の会見で「競争力のある卸価格で提供したい。初年度2万件の獲得を目指す」と述べた。中部電は卸販売をてこに首都圏で攻勢を強める。

東京ガスも関東のガス事業者5社と電力販売で提携しており、電力とガスの垣根を越えた競争が激化している。

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