2019年2月23日(土)

「社内の意識、深く反省」 東芝社長ら一問一答

2015/7/22付
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不適切会計問題を巡り、東芝は21日記者会見を開いた。質疑応答では直接的な不適切会計の指示や、今後の経営体制の立て直しに関する質問が相次いだ。会見に出席した田中久雄社長と室町正志会長の主な一問一答は次の通り。

――第三者委の調査報告の内容をどう受け止めたか。

田中氏「真摯に受け止め、大幅な経営陣の刷新が必要だと認識した。社外の専門家らの意見を聞き、今後新たな経営体制の構築を目指す」

――不適切会計の原因をどう見ているか。

田中氏「利益を追い求めることは非常に重要だが、適正かつ厳正な会計処理が大前提で、今回はそこがずれていた」

――部下に不正を迫ったという認識はあるか。

田中氏「直接的な指示をしたという認識はない。ただ、『プレッシャーがあるから不適切な会計処理が許される』という意識が社内に少しでもあったのならば、深く反省しなければならない」

――前々社長の西田厚聡氏や前社長の佐々木則夫氏から、田中社長へのプレッシャーはあったか。

田中氏「ない」

――不適切会計ではなく「粉飾」ではないか。

田中氏「第三者委の報告書では『不適切な会計』と記載されている。それ以上の回答は控える」

――辞任した理由は。

田中氏「東芝のブランドを大きく傷つけ、株主や投資家、従業員にご迷惑をおかけした。日々業務に励んでいる従業員に一刻も早く新たな気持ちで、業務に精励してほしいと思い、辞任した」

――なぜコーポレートガバナンス(企業統治)が不徹底だったのか。

室町氏「企業風土の醸成は課題だ。専門家の意見を聞き対応したい。社外取締役の人数を過半にするなど、内部統制の機能をもっと上げていく」

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