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「起業家集団作る」 10兆円ファンドで孫社長意欲

モニター画面に映し出された、株主総会で投資ファンドの説明をするソフトバンクグループの孫社長(21日午前、東京・丸の内)

ソフトバンクグループは21日、定時株主総会を開いた。サウジアラビアなどと5月に発足させた10兆円規模の投資ファンドに関し、孫正義会長兼社長は「加速度的にグループを強化するために設立した」と語った。出資先などグループ企業を5000社規模に広げる。

「単にリターンを得るのではなく、同志的結合による起業家集団を作りたい」。一般に投資ファンドの投資効率を示すIRR(内部収益率)。孫氏の実績は44%と高いが、投資の真意はリターンではないという。

孫氏が腕を見込んだ起業家と資本関係を通じて緩やかな連合体を築く。そこから相乗効果や新たなビジネスモデルを生み出していく。米ヤフーや中国アリババ集団への出資が代表例といえる。ファンドの狙いも同志的結合を広げるためという。

10兆円もの規模が必要な理由は人工知能(AI)にある。孫氏は「AIがあらゆる産業を再定義する」と断言。投資先もインターネット企業から医療やロボット、金融にまで広がる。すでに米国のがん診断ベンチャーやインドのフィンテック企業への出資を決めた。

出資先候補はまだ30社近くある。孫氏は「これから真のゴールドラッシュが始まる」と投資戦略を加速させる意向だ。

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