ブラック企業、安全軽視ここまで 7割が労安法違反
厚労省調査
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働き方改革が叫ばれるなか、従業員の安全確保の不備や違法な長時間労働、賃金の未払いなど理不尽な業務体制を指摘される「ブラック企業」の存在がクローズアップされている。厚生労働省は5月から労働関係法令違反の疑いで書類送検した企業の実名を一覧にまとめ、インターネット上で公表している。7月分までの資料を分析すると、安全対策などを定めた労働安全衛生法違反が7割を占めて最も多かった。建設業や製造業の工場など、人...
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