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東芝テック最終赤字 16年3月期1054億円

東芝子会社の東芝テックが20日発表した2016年3月期の連結決算は最終損益が1054億円の赤字(前の期は11億円の赤字)だった。海外でのPOS(販売時点情報管理)事業の収益性低迷に伴う損失の発生などで赤字幅が拡大した。年間配当は14年ぶりの無配とした。同社は海外POS事業の決算業務の遅れで決算発表を5月11日から延期していた。

今回の大幅赤字は12日に発表した東芝の決算には反映済み。

最終損益が前の期から1000億円以上悪化したのは、12年に米IBMから買収したPOS事業の苦戦が主因だ。顧客の米小売り大手の設備投資抑制で収益性が悪化し、買収先のブランド価値を示すのれんも含めた資産の価値が低下したと判断。同資産の全額を減損損失(846億円)として計上した。人員削減や拠点再編などリストラ費用の発生も響いた。

営業損益も4億8100万円の赤字(同170億円の黒字)に転落した。海外POS事業の販売不振に加え、POS端末などの在庫の評価損を計上した。売上高は5321億円と前の期比1%増えた。複合機販売の堅調や円安が寄与した。

17年3月期の売上高は前期比2%減の5200億円、営業損益は140億円の黒字、最終損益は5億円の黒字を見込む。引き続き構造改革費用を計上するほか、税負担もかさみ、最終損益は低水準にとどまる。

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