JAL、国内線機内のネット接続無料を永続
日本航空は20日、国内線機内でのインターネット接続を永続的に無料にすると発表した。現在は8月末までのキャンペーンとして無料にしているが、集客効果が高いため9月以降は正規のサービスとして無料にする。ANAホールディングス(HD)は40分で550円などの有料で実施している。
プロペラ機などを除いたJALの国内線主力機でネット接続を無料にする。同社の国内線利用者の7~8割をカバーする。メールのチェックのほかウェブサイトをスマートフォンやパソコンで閲覧できる。動画サイトは利用できない。
JALは国内線でのネット接続を2014年7月から30分で400円などの有料で始めた。16年4月からは15分間無料、今年2月からは時間制限のない無料キャンペーンを実施してきた。今年8月末のキャンペーン終了後も無料を続ける。
機内ネット接続を巡ってはスカイマークが過去に欧州エアバスの中大型機「A330」で実施。その後、機種の整理でA330の運航自体を取りやめた経緯がある。