2019年4月26日(金)

住友金属鉱山、EV電池材に集中投資 米テスラの需要受け

2014/10/20付
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住友金属鉱山は電気自動車(EV)に使うリチウムイオン電池材料の生産に集中投資する。20日、約200億円を投じて2015年末までに電池用正極材の生産能力を2.2倍にすると発表した。電池材料の原料生産を増やすため、建材のさび止めに使う亜鉛の生産を打ち切る。同社製材料を使ったEV用電池の主力供給先である米テスラ・モーターズの需要増に応じる。

磯浦工場(愛媛県新居浜市)などに約150億円を投じ、リチウムイオン電池の正極材となるニッケル酸リチウムを増産する。主な供給先はパナソニックで、同社がテスラのEV向けに納入する電池に使う。

磯浦工場は今年6月に生産能力を月300トンから同850トンにしたばかり。テスラが12年に発売したセダン型のEV「モデルS」の需要が堅調なことを受け、15年末には同1850トンまで引き上げる。

播磨事業所(兵庫県播磨町)に約50億円を投資し、ニッケル酸リチウムの原料となる硫酸ニッケルも増産する。16年10月までに年産能力を現在の2.3倍の年4万5千トンにする計画だ。

播磨は1966年からガードレールなどのさび止めに使う蒸留亜鉛を生産してきた。国内の生産量の約半分を占める年約5万トンを生産しているが、硫酸ニッケルの増産に向けた用地や人員を確保するため、15年9月で生産を終える。蒸留亜鉛生産に携わる約100人の従業員を電池材料の生産などに移す。

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