独BASF、高機能樹脂事業を買収 ベルギーのソルベイから

2017/9/19 19:33
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【モンハイム(独西部)=深尾幸生】欧州化学最大手の独BASFは19日、同業のソルベイ(ベルギー)からポリアミド事業を16億ユーロ(約2100億円)で買収すると発表した。ポリアミドは高機能樹脂「エンジニアリングプラスチック(エンプラ)」の一種で自動車部品などに使われる。車の軽量化のために需要が高まるとみられている。

当局などの承認を得たうえで2018年7~9月の買収完了をめざす。買収する事業の16年の売上高は13億ユーロで利益(EBITDA)は2億ユーロだった。

ポリアミドは高温の環境下でも使え、車の外装だけでなくエンジン周辺の部品にも使える。自動車大手は環境規制に対応するため車体の軽量化を進めており、樹脂の利用を増やしている。3Dプリンター用の素材も強化しているBASFはポリアミド事業を強化して相乗効果を狙う。

ソルベイは事業再編を進めている。15年に航空機向け炭素繊維などを手がける米サイテックを買収した一方で、16年にはタイの塩化ビニール樹脂子会社を旭硝子に売却した。

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