/

キヤノン、東芝メディカルの買収完了 6655億円

キヤノンは19日、東芝メディカルシステムズの買収を完了したと発表した。各国当局の独占禁止法に基づく審査が完了し、保有する新株予約権を行使した。今年3月の買収合意時点では秋までの完了を見込んでいたが、中国当局との調整が長引いていた。

キヤノンは東芝メディカルシステムズの買収で医療事業を拡大する

買収額は6655億円。キヤノンにとって過去最大の買収案件となる。主力事業のカメラと複合機の市場がいずれも成熟化しており、医療分野を商業印刷やネットワークカメラと並ぶ戦略分野と位置づける。医療機器大手の東芝メディカル買収で医療分野での成長基盤が一気に整うことになる。

東芝メディカルは東芝の主要子会社だったが、東芝の会計不祥事に伴う事業再編の一環で売却対象となった。東芝が売却益計上を急いでいた背景があり、買収対価の6655億円は支払い済み。合併には独禁法に基づく届け出と審査が必要なため、議決権は第三者会社が保有し、キヤノンは条件付きの新株予約権のみを取得していた。

東芝メディカルは東芝の医療機器事業が母体。コンピューター断層撮影装置(CT)や超音波診断装置などの画像診断装置を手掛け、最近は検査薬にも参入している。2016年3月期の連結売上高は約4170億円、同営業利益は約180億円とみられる。

春割ですべての記事が読み放題
今なら2カ月無料!

関連企業・業界

セレクション

トレンドウオッチ

新着

ビジネス

暮らし

ゆとり

新着

ビジネス

暮らし

ゆとり

新着

ビジネス

暮らし

ゆとり

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
春割で申し込むログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
春割で申し込むログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
春割で申し込むログイン