/

兼松、携帯販社174億円で買収 三菱電機は販売撤退

兼松は18日、三菱電機の完全子会社で携帯販売事業のダイヤモンドテレコムを174億円で買収すると発表した。兼松の子会社が4月1日付で吸収合併する。三菱電機は携帯販売から撤退する。国内の携帯電話市場の飽和感が強まる中、販売店では再編で規模を拡大し、収益基盤を固める機運が高まってきた。

兼松テレコム・インベストメント(東京・港)がダイヤモンドテレコムを吸収合併する。ダイヤモンドテレコムが持つ約50億円の現預金を引き継ぐ方針で、実質的な買収額は120億円強となる見通しだ。

ダイヤモンドテレコムは全国に約200の販売店を展開する。年間100万台強を販売し、2015年3月期の売上高は890億円。営業黒字だが、近年は売り上げが頭打ちだったという。

兼松の携帯販売子会社、兼松コミュニケーションズ(東京・渋谷)は全国に260店を持ち、販売台数は年間100万台強、15年3月期の売上高は1331億円だった。今回の買収で事業規模は約2倍に拡大する。

兼松は13年、福岡の携帯販売会社を買収するなど同分野を強化している。将来的には兼松コミュニケーションズとダイヤモンドテレコムを統合し、間接部門の効率化などに取り組む方針だ。両社はともにNTTドコモの携帯販売に強く、販売員教育などで統合効果を狙う。

三菱電機は国内携帯市場の成熟化を踏まえて、08年に携帯端末の開発・製造から撤退した。今回の売却で携帯販売からも撤退する。今後は携帯基地局や監視カメラ事業に経営資源を集中する。

初割ですべての記事が読み放題
今なら2カ月無料!

関連企業・業界

セレクション

トレンドウオッチ

新着

ビジネス

暮らし

ゆとり

新着

ビジネス

暮らし

ゆとり

新着

ビジネス

暮らし

ゆとり

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
新規会員登録ログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン