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豪ニッケル精錬が経営破綻 中国景気減速で市況悪化

【シドニー=高橋香織】ニッケル精錬を手掛けるオーストラリアのクイーンズランドニッケルが18日、経営破綻した。同社は15日に従業員約800人のうち237人を解雇したばかり。中国の景気減速の影響でニッケルの市況が悪化し、債務不履行に陥った。同社は豪州の富豪で下院議員のクライブ・パーマー氏が100%出資している。

クライブ・メンシンク社長が豪州の破産手続きである「任意管理」に入ったことを明らかにした。同社によると、地元のクイーンズランド州政府が3500万豪ドル(約28億円)に上る債務の保証を認めなかったことが引き金となった。

一方、同社に関してはパーマー議員が率いる政党「PUP」への政治資金を巡り、経営の不透明さを指摘する声もあった。今後、管財人となったコンサルティング会社が財務状況などを調べる。州政府は地元経済への影響を懸念し、雇用対策を取ると表明した。

同社はニッケル原料をニューカレドニアなどから輸入している。ステンレスに使うニッケルは中国の景気減速で在庫が積み上がっており、価格低下が続いている。

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