佐川急便、大型運賃値上げ率は最大2.3倍 7月発表を訂正

2017/8/18 19:04
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 宅配2位の佐川急便は18日、7月に発表した宅配便基本運賃の値上げ幅の一部に誤りがあったと明らかにした。7月の発表では大型の荷物で最大約1.3倍値上げするとしていたが、最大約2.3倍値上げの間違いだった。値上げ率を算出した際に数字を誤って記載したことが原因だという。

 同社は7月26日に、宅配便の基本運賃を11月21日から引き上げると発表した。その際、大型の荷物を送る「飛脚ラージサイズ宅配便」の値上げ率を最大33.3%としていたが、実際には133.3%だった。最大サイズの荷物を北海道から九州に送る際の価格に適用される。社内で「実際の運賃と値上げ率が違う」との指摘があり発覚した。

 佐川は宅配を巡る事業環境が厳しくなったことなどから大口顧客だけでなく個人消費者向けの宅配便の価格を上げ、従業員の待遇改善や輸送力の増強に取り組むことを決めた。大型の荷物は大きさと発着地で値上げ率を定めており、現行より平均17.8%、最小でも1.1%値上げする。

 宅配便を巡っては、インターネット通販の拡大で荷物が増加しサービスの維持が難しくなってきている。首位のヤマト運輸も10月1日から個人向け宅配便の基本運賃を140~180円(平均15%)引き上げる。佐川の飛脚ラージサイズ宅配便に相当する大型荷物向けの「ヤマト便」は6月に最大約6割値上げした。

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