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上海自動車ショー、EVなど新エネ車159種展示 19日開幕

【上海=竹内宏介】中国・上海市で19日、上海国際自動車ショー(上海モーターショー)が開幕する。世界最大の自動車市場を狙い、計18カ国・地域のメーカー1千社超が参加する。政府主導で普及が進む電気自動車(EV)などを中心に、世界初公開となる113車種を含めた約1400台が並ぶ。

新エネルギー車の展示は159車種にのぼる。このうち外国企業は63車種、中国企業は96車種で、国内外のメーカーが最新の環境技術を競う。

トヨタ自動車は18日の前夜祭で、燃料電池車(FCV)「ミライ」の実証実験を10月から現地で行うと明らかにした。2台の実験車を導入し、中国の研究開発拠点に水素ステーションを設ける。EVも数年以内に中国に導入すると表明したほか、2018年にはプラグインハイブリッド車(PHV)を投入予定で、全方位でエコカー開発に取り組む。

新たな車の設計・開発手法「TNGA(トヨタ・ニュー・グローバル・アーキテクチャー)」に基づく新車を中国にも導入する方針も示した。この日はセダン「カムリ」や小型多目的スポーツ車(SUV)「C-HR」に近いコンセプトカーを披露。伊勢清貴専務役員は生産性の向上効果を強調したうえで「浮いた原資をもとに先行技術開発などに再投資していく」と語った。

独フォルクスワーゲン(VW)は18日の前夜祭で、25年までに中国で150万台のEVを販売する計画を明らかにした。自動運転機能を備えたEVのコンセプト車や人工知能(AI)を手がける企業との協業を発表。マティアス・ミュラー社長は「将来(の勝負)は自動運転やEV、デジタル化にかかってくる」と中国で先進技術を積極導入する姿勢を示した。

今回のモーターショーの最大の注目点は新エネルギー車だ。中国政府はEVやPHVなどを新エネルギー車と定義し、18年からメーカーに一定規模の生産を義務付ける予定で、各社とも対応車をアピールする。

中国の16年の新車販売台数は前の年から2ケタ増を記録し、約2800万台と8年連続で世界首位を維持した。16年末で終了予定だった小型車減税が引き続き延長されることになり、17年の販売台数も16年比で増加する見通しだ。

2年前に開かれた前回の上海モーターショーでは92万8千人が来場した。世界最大の市場だけに、今年も注目度は高そうだ。19~20日は報道陣向け公開。一般公開は21~28日。

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